こんにちは、くえりらぼです。
フルマラソンやハーフマラソンの大会が近づくと、シューズやウェアの次に気になってくるのが補給のこと。特にエネルギージェルは、「何個持てばいいのか」「何km地点で摂ればいいのか」「ハーフでも必要なのか」が分かりにくいかなと思います。
結論からいうと、フルマラソンだから○個、ハーフだから○個と、距離だけでジェルの本数を一律には決められません。想定走行時間とジェル1個あたりの炭水化物量、スポーツドリンクやエイドから摂る分も含めて決めるのが基本です。
私もフルマラソンでは、AMINO SAURUSのジェルをおおむね8〜9kmおきに摂ってきました。ただ、給水所から離れた場所でジェルを摂ったときに、濃い甘酸っぱさと後味が口の中に長く残ったこともありました。そこで2026年は、ジェルと給水のタイミングを合わせて、水と一緒に摂る方法を試したいと考えています。
この記事では、ジェルの必要性と本数、摂るタイミングを、距離だけで一律に決めずに「想定走行時間」「ジェル1個あたりの炭水化物の量」「給水所やスポーツドリンク」から組み立てる考え方で紹介します。スポーツ栄養の専門団体が示している目安と、私の補給の例や失敗談もあわせてお伝えしますね。
- フル・ハーフでジェルが必要かの考え方
- 何個持つかを決めるときの考え方の順番
- 摂るタイミングと給水所の合わせ方
- 私の補給の例と失敗から考えたこと
マラソンにジェルは必要?フルとハーフの違い
まずは、そもそもジェルが必要なのかという話からです。ジェルが必要かどうかは、距離よりも「どれくらいの時間走るか」で変わります。フルとハーフでは考え方が少し違うので、分けて見ていきましょう。
フルマラソンでジェルを使う理由
フルマラソンでジェルを持って走るのは、長い時間走り続ける種目だからです。走る時間が長くなるほど、そのあいだのエネルギー補給をどうするかが課題になりますよね。
運動中の炭水化物の量については、米国スポーツ医学会(ACSM)などの共同声明(2016年)で、運動時間ごとの目安が示されています。
| 運動の時間 | 運動中の炭水化物の目安 |
|---|---|
| 45分未満 | 不要とされている |
| 45〜75分(高強度の運動) | 少量(口をすすぐ程度を含む) |
| 1〜2.5時間 | 1時間あたり30〜60g |
| 2.5〜3時間を超える | 1時間あたり最大90g |
ただ、フルマラソンの所要時間はランナーによって大きく異なります。同じ42.195kmでも、表のどの区分に当てはまるかは人それぞれ。距離だけで考えずに、自分が走る予定の時間から考えることが大切です。
また、1時間あたり最大90gという数字は、補給に胃腸が慣れていることが前提の上限側の目安です。初めてのフルマラソンでいきなりこの量を目指す必要はありません。どの数字もあくまで一般的な目安で、体格や気温、胃腸の状態、走るペースによって合う量は変わります。
私自身は、フルマラソンでAMINO SAURUSのジェル(01・02・03・04)をおおむね8〜9km間隔で摂ってきました。ほかのフルマラソンでも、だいたい似た補給の組み立てで走っています。
ハーフマラソンでジェルはいる?いらない?
ハーフマラソンは、フルほど「持った方がいい」とは言い切れない距離です。なぜなら、走る時間が人によって大きく違うからです。
先ほどの目安でいうと、1〜2.5時間の運動なら1時間あたり30〜60gが目安とされています。一方で、45〜75分の高強度の運動なら少量でよいとされているので、速いペースで短い時間に走り切る人と、2時間以上かけてゴールする人とでは、必要な補給の量がかなり変わってきます。
私はハーフでは、ジェルを2本、7km前後と14km前後で摂りました。商品は決めていなくて、そのとき使った正確な種類は覚えていません。これはあくまで私の場合の例です。
ハーフの場合は、朝食をしっかり摂れているか、給水所でスポーツドリンクを飲めるか、当日の気温はどうかといった条件でも変わってくるでしょう。ハーフだから必須、ハーフだから不要と決めつけず、自分の走る時間と当日の給水を見て決めるくらいがちょうどいいかなと思います。
ジェルがいらない人とあった方がいい人
短い時間のゆっくりしたランなら、普段の食事と水分で対応できることが多いとされています。暑くない日に30分ほどイージーランをするくらいなら、ジェルやスポーツドリンクを必ず持つ必要はありません。
反対に、ジェルがあると助かりやすいのは、完走まで長い時間がかかりそうなフルマラソンや、給水所の間隔が長い大会、気温が高い日などです。こうした場面では、事前に補給の手段を決めておくと、当日あわてずに済みます。
ポイント:ジェルが必要かどうかの考え方
距離よりも「どれくらいの時間走るか」で考えるのが基本です。フルマラソンは長い時間走り続ける種目で、補給の計画が必要になりやすい距離。ハーフは走る時間や朝食、給水の条件によって、ジェルなしで走れる人もいます。
マラソンのジェルは何個?本数の決め方
ここからは、いちばん気になる本数の話です。ジェルの本数を先に決めるのではなく、走る時間から補給したい炭水化物を考え、ほかの補給で摂れる分を引いて、残りをジェルで補う。この順番で考えると、どの大会にも応用できます。
距離ではなく完走までの時間で考える
本数を決めるとき、つい「フルマラソンだから○個」と距離で考えたくなります。でも、同じ42.195kmでも、3時間台で走る人と6時間近くかけて走る人とでは、補給が必要な時間がまったく違いますよね。
そこで、まずは自分の完走までの時間を見積もるところから始めます。練習でのペースや、過去の大会の記録からざっくり出せば十分です。初めてのフルマラソンなら、少し余裕を持って長めに見積もっておくと、計算がずれにくくなります。
時間が決まったら、運動時間ごとの目安(1〜2.5時間なら1時間あたり30〜60g、2.5〜3時間を超えると最大90g)を参考に、レース全体でどれくらいの炭水化物を補給するかを考えます。ただ、上限側の量をいきなり目指す必要はありません。練習で問題なく摂れた量を基準にするのが現実的です。
1個あたりの炭水化物量を確認する
次に確認したいのが、ジェル1個あたりの炭水化物の量です。同じ「ジェル1個」でも、商品によって炭水化物の量は違います。使う予定のジェルのパッケージや公式サイトで、栄養成分表示を見てみてください。
カフェインの補給を目的にした商品のように、炭水化物の量がほかのジェルよりかなり少ないものもあります。こうした商品をエネルギー補給のジェル1個と同じように数えると、計算がずれてしまいます。表示を見て、分けて考えるのがおすすめです。
どのマラソン用のジェルを選ぶか、味や飲みやすさで迷っているなら、マラソンジェルの選び方とおすすめ比較で詳しく紹介しています。この記事では、本数とタイミングに絞って話を進めますね。
エイドやスポーツドリンクも補給に数える
本数を考えるときに見落としがちなのが、給水所(エイド)で飲むスポーツドリンクです。スポーツドリンクにも糖質が入っているので、飲む分だけジェルで補う量を減らせます。
国立スポーツ科学センターの『競技者のための暑熱対策ガイドブック』では、スポーツドリンクの適切な濃度として、糖質3〜8%、ナトリウム40〜80mg/100ml程度が示されています。糖質3〜8%なら、100mlあたり3〜8gの糖質ということ。
実際にどれくらい含まれているかは、大会で出るドリンクや自分で持つドリンクの表示で確認してください。給水所で食べ物が出る大会もありますが、何が出るかは大会ごとに違います。出場する大会の参加案内で、給水所の位置と内容を確認しておくと計画を立てやすいですよ。
ジェルだけで全部を賄おうとすると本数がかなり多くなるので、ジェル+スポーツドリンク+エイドの食べ物の合計で考えるのが現実的です。
本数は補給全体から逆算する
ここまでの考え方を、順番に並べると次のようになります。
| 順番 | 考えること |
|---|---|
| 1 | 想定走行時間を見積もる |
| 2 | 運動時間ごとの目安と、練習で問題なく摂れた量から、レース全体で補給したい炭水化物を考える |
| 3 | スポーツドリンクやエイドの食べ物など、ジェル以外で摂れそうな量を考える |
| 4 | 残りの量を、使うジェルの1個あたりの炭水化物で割って本数を出す |
| 5 | 予備を足すかを決めて、ロング走で試す |
考え方の例(説明のための仮定です)
想定走行時間が4時間で、練習では1時間あたり30gなら問題なく摂れていたとします。この場合、レース全体で補いたい炭水化物は約120g。給水所のスポーツドリンクなどで合わせて45gほど摂れそうなら、ジェルで補うのは残りの約75gです。1個25gのジェルを使うなら、3本分という計算になります。
※数字はすべて計算の流れを示すための仮定で、必要な本数を示すものではありません。
同じ4時間でも、練習で摂れる量、スポーツドリンクやエイドで摂れる量、使うジェルの炭水化物の量が違えば、本数は変わります。走行時間だけで本数が決まるわけではなく、ジェルだけで全部を補う計算でもありません。スポーツドリンクで摂れる量も、ドリンクの糖質の濃さや飲む量で変わります。実際の量は、練習で問題なく摂れた量を優先して考えてください。
胃腸が受けつけられる量にも個人差があります。2.5〜3時間を超える運動では1時間あたり最大90gという目安もありますが、胃腸が補給に慣れていることが前提の上限側の数字で、初心者がいきなり目指す量ではありません。練習で試した範囲を超える量を、本番で初めて試すのは避けてください。
◆くえりらぼのワンポイントアドバイス
本数は、ジェルだけで全部を賄う前提で考えなくて大丈夫ですよ。給水所のスポーツドリンクも補給に数えると、持つ本数は現実的な数に近づきます。まずは自分の想定走行時間と、出場する大会の給水所の位置を確認するところから始めてみてください。
予備を1本持っておくと安心
本数の見当がついたら、予備を1本足しておくかどうかも考えておきたいところです。予備があると、走っている途中でジェルを落としたときや、想定よりペースが落ちて走る時間が延びたときにも対応しやすくなります。
私も神戸マラソン2026では、エネルギージェル4本に予備を1本足す予定です。この計画については、記事の後半で紹介します。
ただ、多めに持てば持つほど安心というわけでもありません。本数が増えるほど、どこに入れるか、走りながら取り出せるかという問題も出てきます。持ちすぎて走りにくくなっては本末転倒なので、予備は1本程度から考えてみるのがよさそうです。
ジェルはいつ摂る?タイミングの決め方
本数が決まったら、次はいつ摂るかです。スタート前、レース中、給水所との合わせ方の順に見ていきます。
スタート前は朝食も含めて考える
スタート前の補給は、ジェル1個だけで考えるより、朝食を含めた「レース前の食事」として考えるのがおすすめです。
さきほどの共同声明では、60分を超える運動の前は、運動の1〜4時間前に体重1kgあたり1〜4gの炭水化物を摂ることが目安とされています。体重60kgの人なら60〜240gと幅がかなり広いので、普段の食事量や胃腸の状態に合わせて、練習で試した量を基本にするのが安心です。
スタートの直前にジェルを摂るかどうかに、決まった答えはありません。商品によってはメーカーが摂り方を案内していることもあるので、パッケージや公式の案内を確認したうえで、ロング走で試した方法を本番でも使うようにしてください。
レース中は時間か距離で間隔を決める
レース中のジェルは、「何分ごと」か「何kmごと」かのどちらかで間隔を決めておくと迷いにくくなります。
私はフルマラソンで、AMINO SAURUSをおおむね8〜9kmおきに摂ってきました。距離で決めておくと、コースのキロ表示を目印にできるのがいいところです。ハーフでは7km前後と14km前後の2回でした。
時間で決める場合は、逆算で出した本数を、走る時間の中でどう配分するかを考えます。距離で決める場合も、自分のペースで何分くらいになるかを一度計算しておくと、時間ベースの見当とずれていないか確かめられます。
注意:空腹や失速を感じてから慌てて摂るのは避けたい
苦しくなってから「そろそろ摂らなきゃ」と考えると、給水所の位置と合わなかったり、開けるのに手間取ったりしがちです。補給は、スタート前に決めた計画どおりに進めるのが基本。計画はロング走で試して、本番でも同じ流れで使えるようにしておきましょう。
給水所の位置に合わせて摂る
タイミングを考えるうえで、私が2026年に試したいと思っているのが、給水所の位置に合わせてジェルを摂る方法です。
以前、給水所から離れた場所でジェルを摂ったときに、濃い甘酸っぱさと後味が口の中に長く残り、不快に感じたことがあります。神戸マラソンでも同じような経験をしました。
そこで2026年は、ジェルと給水のタイミングを合わせて、水と一緒に摂る方法を試したいと考えています。出場する大会のコース図や参加案内で給水所の位置を確認しておくと、ジェルを摂る地点を決めやすくなるはずです。
AMINO SAURUSについては、私には味が合いにくく、マンゴーやレモン系の味で甘味・酸味・苦味をはっきり感じました。粘度も高めに感じて、後半になると後味が長く口に残るのが少し不快でした。胃腸のトラブルはなかったものの、水と一緒に摂れば、もう少し摂りやすいのではないかと感じています。これはあくまで私個人の使用感です。
カフェイン入りジェルを使うときの注意
ジェルの中には、カフェイン入りのものもあります。通常のジェルと同じ感覚で選ばずに、パッケージでカフェインの有無や量、注意書きを確認してから使うようにしてください。
私はフルマラソンの終盤、35km付近で、MEDALISTのカフェイン200冴を使ったことがあります。姫路城マラソンで初めて使い、そのレースでは終盤でも「まだいける、まだいける」と感じながら長く押していくことができ、自己ベストでした。ただ、冴のおかげで走れたとは言い切れません。ペース配分など、ほかの要因も考えられます。
注意:カフェイン入りジェルを使う前に
カフェインの感じ方には個人差があります。朝のコーヒーなど、ほかの飲食物に含まれるカフェインも合わせて考えてください。私は本番で初めて使いましたが、これから使う人は、練習で問題なく使えたものだけを本番に取り入れるのがおすすめです。
補給計画はロング走で試しておく
本数とタイミングが決まったら、本番前のロング走で試しておくのが大切です。計算どおりにいくかは、実際に走ってみないと分かりません。
本番で使うジェルを練習で試す
レースでは、新しいものを本番で初めて試さないのが基本です。日本スポーツ振興センターのハイパフォーマンススポーツセンターでも、パフォーマンスサプリメントを使う場合は、試合で初めて使うのではなく、試合に近い状況の練習で試すのがよいとされています。(出典:日本スポーツ振興センター ハイパフォーマンススポーツセンター『スポーツフード&サプリメントの種類』)
さきほどの共同声明でも、水分や胃腸の快適さを含めて、自分に合う補給計画を練習で見つけることが勧められています。
試しておきたいのは、ジェルの本数とタイミングだけではありません。味や濃さが自分に合うか、走りながら飲み込めるか、摂ったあとに胃腸の調子が変わらないか。こうした点は、実際に走りながらでないと分かりにくいところです。本番で使う予定のジェルは、ロング走などの長い練習のなかで一度は使っておくと安心できます。
20km超のロング走で感じたこと
私の場合、20kmを超えるロング走では、ジェル1本では足りないと感じています。一方で、残暑の時期に16〜18kmほど走ったときは、ジェル1本と水分、塩分タブレットで走りました。
これは私の場合で、誰にでも当てはまる基準ではありません。体格やペース、気温によって必要な量は変わるので、「20km以上なら必ず2本」のように一律に決めないでくださいね。自分の練習で、どのくらいの距離や時間から足りなく感じるかを確かめてみるのがおすすめです。
練習のロング走では、Mag-onエナジージェル レモンを水と交互に摂ったこともあります。ジェルと水をどう組み合わせると飲みやすいかも、本番前に試しておくと当日の不安が減ります。
水分と塩分もセットで考える
ジェルの補給とあわせて考えたいのが、水分と塩分です。
日本スポーツ協会の熱中症予防の資料では、汗からは水分と同時に塩分も失われるため、スポーツドリンクなどで0.1〜0.2%程度の塩分も補給するとよいとしています。水分補給の量は、運動による体重減少が2%を超えないようにするのが目安とされています。
ただし、飲めば飲むほどいいわけではありません。汗の量を超えて飲み過ぎることは、低ナトリウム血症の主な原因とされています。どちらの目安も暑い時期の水分補給の考え方として示されているものなので、当日の気温や自分の汗の量に合わせて調整してください。
私は足攣り対策の「お守り」として、フルマラソンの21km付近で2RUN(ツゥラン)を摂りました。ただ、効果があるのかは私にも分かりません。錠剤は意外と大きく、苦味や塩味を感じるので、給水所で摂って水やスポーツドリンクで流し込む方法が好きです。足攣りを防ぐものとしてではなく、あくまで私の気持ちのお守りとして使っています。
私の神戸マラソン2026の補給プラン
最後に、私が神戸マラソン2026に向けて考えている補給プランを紹介します。まだ本番前なので、すべて予定・検討中の内容として読んでください。
ジェル4本と予備1本を持つ予定
今のところ、エネルギージェル4本と予備1本、塩分・足攣り対策用のアイテムを1つ持つ予定です。これまでのフルマラソンでも、おおむね似た補給の組み立てで走ってきました。
今回試したいのは、ジェルと給水のタイミングを合わせて、水と一緒に摂る方法です。この方法が自分に合うかどうかは、まだ分かりません。
持ち方とソフトフラスクは検討中
ジェルの持ち方は、モンベルのランニングパックを候補にしています。このパックはロング走で使ったことがあり、蒸れや邪魔さは特に感じませんでした。
あわせて、300mlのソフトフラスクをパックに入れて、給水所で補充する案も検討中です。ただ、ソフトフラスクの使い方はまだ試していないので、現時点では計画の段階。この方法をおすすめできるかどうかも、まだ判断できません。
何本のジェルをどこに入れるか、走りながらの取り出し方や空袋の処理については、マラソンジェルの携帯方法(どこに入れるか・空袋の処理)で詳しく紹介しています。
◆くえりらぼのワンポイントアドバイス
補給プランは、本数だけでなく「どこで摂るか」まで決めておくと、当日の迷いが減るかなと思います。コース図で給水所の位置を確認するだけでも、レース中の動きをイメージしやすくなりますよ。
マラソンジェルの個数とタイミングのよくある質問
Q1. ハーフマラソンでもジェルは必要ですか?
A. 必ずしも必要とは限りません。走る時間や朝食、給水所のスポーツドリンクなどによって変わります。私はハーフでは7km前後と14km前後に1本ずつ、合計2本を摂りましたが、これは私の場合の例です。
Q2. ジェルは何km地点から摂り始めればいいですか?
A. 決まった正解はありません。走る時間と給水所の位置、ほかの補給との組み合わせで変わります。私はフルマラソンではおおむね8〜9kmおきに、ハーフでは7km前後と14km前後に摂りましたが、これは私の場合の例です。空腹や失速を感じてから慌てて摂るのではなく、摂る地点を事前に決めておくのがおすすめです。
Q3. ジェルは水なしで摂っても大丈夫ですか?
A. 商品によって濃さや粘度が違うので、まずはパッケージやメーカーの案内を確認してください。私は給水所から離れた場所でジェルを摂ったとき、濃い甘酸っぱさと後味が口に長く残ったこともありました。そのため2026年は、給水のタイミングに合わせて水と一緒に摂る方法を試したいと考えています。
Q4. エイドの食べ物やスポーツドリンクだけで足りますか?
A. 走る時間や大会の給水所の内容によっては、ジェルなしで走れる人もいます。スポーツドリンクにも糖質が入っているので、補給の一部として数えて大丈夫です。ただ、給水所で何が出るかは大会ごとに違うので、参加案内で確認したうえで、足りない分をジェルで補う考え方が安心です。
Q5. 本数に迷ったら多めに持つべきですか?
A. 予備を1本足しておくと、落としたときや走る時間が延びたときに対応しやすくなります。ただ、多く持つほど持ち運びや取り出しの負担も増えます。まずは想定走行時間と給水所から本数を考え、予備1本程度から検討するのがおすすめです。
まとめ|ジェルは時間と給水所から決める
マラソンのジェルは、距離だけで「○個」と決めるより、想定走行時間、1個あたりの炭水化物の量、給水所やスポーツドリンクを合わせて考えると、自分に合った本数とタイミングが見えてきます。
- ジェルが必要かは、距離よりも走る時間で考える
- フルは長い時間走る種目で、ハーフは条件によってジェルなしで走れる人もいる
- 運動中の炭水化物の目安は運動時間によって違い、実際の量は練習で試して決める
- 本数は、ほかの補給で摂れる分を引いた残りをジェルで補う形で考える
- 摂るタイミングは、給水所の位置に合わせて事前に決める
- 補給計画は、本番前のロング走で試しておく
どのジェルを選ぶかで迷っているなら、マラソンジェルの選び方とおすすめ比較も参考にしてみてください。味や飲みやすさなど、ジェル選びのポイントを確認しながら、練習で試すジェルを選べます。
あなたの次の大会が、補給の不安なくスタートラインに立てる一日になりますように。



