こんにちは、くえりらぼです。
マラソンやロング走でジェルを使おうとすると、商品選びとは別に「これ、どこに入れて走ればいいんだろう?」という問題が出てきます。
走っている途中で取り出せても、開封した切れ端や飲み終わった空袋をどうするかまで考えておかないと、意外と手間取ります。私自身は、ASICSのマルチポケットランニングパンツの腰回りのポケットにジェルを入れ、練習のロング走で携帯方法を試しています。
この記事では、ジェルを入れる場所、走りながら取り出して開封するときのポイント、使用後の空袋やベタつきの扱いまで、私が実際に試した範囲と一般的な選択肢を分けながら紹介します。
- マラソンジェルを入れる場所の選び方
- 持つ本数に合わせた入れ方と配置
- 走りながら取り出して開封するコツ
- 使用後のゴミとベタつきの扱い方
マラソンジェルはどこに入れる?携帯方法を比較
ジェルの携帯方法に、全員共通の正解があるわけではありません。
私なら、走ったときに気になる揺れが出ないか、片手で取り出せるか、そして使用後の空袋を戻せるかまで確認して決めます。単に「ジェルが入る」というだけでなく、取り出してからゴミをしまうまでの流れで考えるのがポイントです。
ランニングパンツのポケットに入れる
ランニングパンツやタイツに収納用のポケットが付いているなら、まず確認したい方法です。ジェルを入れるためだけに別の装備を追加せず、そのまま持って走れます。
ただし、入る量はポケットの数や大きさによって変わります。また、入ったからといって本番でも問題なく使えるとは限りません。実際に走って、ジェルを取り出せるか、使用後の空袋を戻せるかまで試しておくと安心です。
ランニングベルトやポーチに入れる
ウェアに十分なポケットがない場合や、持つジェルが増える場合は、ランニングベルトやウエストポーチも選択肢になります。ジェルを差し込めるループ付きのベルトや、ジェルホルダーという方法もあります。
私はこれらをジェルの携帯には使っていないため、使用感の比較はできません。選ぶ場合は、必要なジェルが入る大きさか、走りながら片手で開け閉めできる構造か、使用後の空袋を入れる場所があるかを確認しておきたいところです。
ソフトフラスクに移し替えて持つ
私はソフトフラスクでジェルを携帯したことはありませんが、ジェルをパッケージのまま持たず、ソフトフラスクへ移し替える方法もあります。
一方で、事前に移し替える作業が必要になり、使用後には洗う手間もかかります。初心者だから用意しなければならない物ではありません。ポケットなどで必要な量を持てるなら、まずはパッケージのまま携帯する方法から考えてもいいでしょう。
携帯方法ごとの違いを表で比較
代表的な携帯方法について、構造や使い方の違いをまとめました。製品ごとの差が大きいため、ここでは優劣ではなく、確認するポイントを比べています。
| 携帯方法 | 追加装備の有無 | 収納方法 | 取り出すときの確認点 | 使用後の空袋の扱い | 向いているケース |
|---|---|---|---|---|---|
| パンツ・タイツのポケット | 不要 | ウェアのポケットに入れる | 片手で触れて取り出せる位置か確認 | 使用後もポケットへ戻せるか確認 | 必要な本数がポケットに収まる場合。私は腰回りのポケットで1本を携帯 |
| ランニングベルト | 必要 | ベルト内やループなどに収納 | 開閉方法や取り出す位置は製品によって異なる | 収納場所の有無を確認 | ウェアのポケットだけでは足りない場合 |
| ウエストポーチ | 必要 | ポーチ内に収納 | 片手で開閉できるかなどを確認 | 空袋を入れる場所を決めておく | ジェル以外の持ち物もまとめたい場合 |
| ソフトフラスク | 必要 | ジェルを移し替える | 使用する容器の構造を確認 | 個別の空袋は出ないが、容器を洗う必要がある | パッケージのまま持つ以外の方法を選びたい場合 |
私はマルチポケットパンツの腰ポケットで持つ
私がロング走でジェルを持つときは、ASICSのマルチポケットランニングパンツを使っています。
別のベルトやポーチを追加するのではなく、腰回りにあるポケットへジェルを入れる形です。ここからは、Mag-onとオレは摂取すを、それぞれ別のロング走で1本ずつ持って走ったときの例を紹介します。
腰回りのポケットに入れて走っている
私が使っているパンツの腰回りのポケットはメッシュになっていて、外側から中に入れたジェルを確認できます。
写真は「オレは摂取す」のグレープ味を1本入れた状態です。私はロング走でも、この腰回りのポケットにジェルを入れて走りました。
ただし、この写真だけでポケットに何本まで入るかや、走行中の揺れ方まで判断することはできません。私が今回確認しているのは、1本を携帯して取り出し、使用するところまでです。
2種類のジェルを別々のロング走で試した
ロング走では、Mag-onエナジージェルのレモンと、オレは摂取すのグレープ味を使いました。2種類を同時に持ったのではなく、それぞれ別のロング走で1本ずつ持っています。
Mag-onについては、Mag-on公式サイトの商品ページで商品情報を確認できます。
Mag-onも腰回りのメッシュポケットに1本入れて走りました。
オレは摂取すについては、オレは摂取す公式ショップの商品ページが商品情報の参照先です。
| ジェル | 入れた場所 | 走りながら取り出せたか | 走りながら開けられたか | 切り口の扱い | 使用後 | ベタつき |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Mag-on レモン | 腰回りのポケット | 取り出せた | 開封できた | 完全に切り離さず、少しつなげた | 空袋を折りたたんで腰回りのポケットへ戻した | 空袋を戻すときに中身が少し手に付いた |
| オレは摂取す グレープ | 腰回りのポケット | 取り出せた | 開封しやすいと感じた | 完全に切り離し、切れ端をポケットへ入れた | 切り離した切れ端を地面に落とさないようポケットへ入れた | 多少ベタついたが、大きなストレスにはならなかった |
ここで比較しているのは、あくまで携帯・取り出し・開封・使用後の扱いです。ジェル自体の違いや選び方については、マラソンジェルの選び方とおすすめ比較で詳しく書いています。
パンツのポケットで感じた良い点と気になる点
私が実際に使って感じた良い点は、ジェルのために追加の装備を用意せず、腰回りのポケットから走りながら取り出せたことです。2種類とも走りながら開封でき、Mag-onでは使用後の空袋もポケットへ戻せました。
一方で、使い終われば袋にジェルが残ることがあり、戻すときに手がベタつく場合があります。さらに、開封時に切れ端を完全に切り離すなら、その小さなゴミをどこへ入れるかも決めておいたほうがいいと感じました。
また、入る本数はポケットの数や大きさによって変わります。私が使っている2011C642は現在、購入できる商品ページを見つけにくく、現行の商品は別型番です。同じタイプの商品を探す場合でも、手持ちの型番と同じだと思い込まず、ポケットの仕様を確認したほうがいいでしょう。
◆くえりらぼのワンポイントアドバイス
ジェルは「入ったからOK」ではなく、取り出して使ったあとに空袋を戻すところまで試しておくのがおすすめです。私もロング走で実際にやってみて、切れ端とベタつきまで考えておく必要があると感じました。
持つ本数に合わせた入れ方と配置
私が今回紹介している別々のロング走では、どちらもジェルは1本だけ持ちました。そのため、ここから説明する複数本の配置は私の使用体験ではなく、複数本を持つ場合の一般的な考え方として紹介します。
持つ本数は補給計画から先に決める
収納方法を考える前に、まず本番で持つ予定の本数を決めておきます。
ポケットがあるからジェルを入れられるだけ入れる、という順番ではなく、補給計画に合わせて必要な本数を決め、その本数を無理なく携帯できる方法を選ぶ考え方です。
この記事では必要な本数や摂取タイミングには踏み込みませんが、携帯方法だけを先に決めないことが大切です。
本数が増えたら左右や前後に分ける
複数の収納場所があるウェアなら、ジェルを一か所へまとめるだけでなく、左右や前後など別々の場所へ分ける方法も考えられます。
どこへ分けるかはウェアのポケット構造によって変わります。実際に予定している本数を入れて走り、手で探しやすいか、ほかの持ち物の邪魔にならないかを確認してください。
取り出す順番と切り口の向きをそろえる
複数本を携帯するなら、どれから取り出すかを先に決めておくと迷いにくくなります。
また、パッケージの切り口の向きも確認しておくと、取り出してから持ち替える動きを減らしやすくなります。実際の形は商品によって違うので、本番で使うジェルを入れた状態で試しておきましょう。
スマホと同じ場所に入れるときの注意
使用後の空袋には中身が残り、ベタつくことがあります。スマホへ付くのを避けたいなら、ジェルや使用後の空袋とは収納場所を分ける方法も考えておくと安心です。
スマホ側の収納方法については、ランニング中のスマホの持ち方(パンツ・ベルト・ポーチの比較)で詳しく紹介しています。
走りながら取り出して開封するコツ
収納できても、走行中に取り出せなければ実際のレースでは扱いにくくなります。ロング走では、入れるところだけで終わらせず、取り出して開封する動作まで確認しておきましょう。
腰ポケットから走りながら取り出す
私はロング走の途中で、腰回りのポケットからジェルを取り出しました。写真は、取り出した「オレは摂取す」を片手に持っているところです。
本番を想定するなら、どの手で取り出すか、どのポケットから取るかも一度決めて試しておくと、毎回ジェルを探す動きを減らしやすくなります。
切り口はつなげたままか切り離すか
私は商品によって切り口の扱いを変えました。
Mag-onでは、開封口の切れ端を完全には切り離さず、少しつなげた状態にしました。こうすると切れ端だけが別の小さなゴミになりません。
一方、オレは摂取すでは、つながった切り口が口に触れるかもしれないことが気になったため、私は完全に切り離しました。その切れ端は落とさないよう、そのままポケットへ入れています。
これは私が商品ごとに使い分けた一例で、どちらが正解という話ではありません。開け方は各商品の表示を確認し、実際に扱いやすい方法を本番前に試してください。
手袋や雨の日は取り出しにくくなる
手袋を着けている場合や雨で手がぬれている場合は、素手で乾いた状態とはジェルのつかみ方や開封時の感覚が変わる可能性があります。
そのような条件で走る可能性があるなら、普段と違う状態でも取り出しや開封ができるか確認しておくと安心です。私は今回、その条件での使い勝手までは確認していません。
使用後のゴミとベタつきの扱い方
ジェルの携帯で忘れやすいのが、使ったあとの処理です。未開封のジェルを持つ場所だけでなく、空袋や切れ端をどこへ戻すかまで決めておく必要があります。
ジェルのゴミはコースに捨てない
使い終わったジェルの空袋や切れ端は、コース上へ捨てないでください。大会では用意されたゴミ箱へ捨てるか、捨てられない場合に持ち運べるよう準備しておきましょう。
ゴミ箱の位置やゴミに関する決まりは大会ごとに違います。出場する大会の参加案内を事前に確認してください。
空袋を折りたたんでポケットに戻す
Mag-onを使ったロング走では、飲み終えた空袋を折りたたみ、腰回りのポケットへ戻しました。
空袋は使用前より扱いにくく、中身が少し残っていることもあります。だからこそ、取り出す場所と同時に「使ったあと、どこへ戻すか」まで先に決めておくと慌てにくくなります。
切れ端など小さなゴミを落とさない
ジェルの開封口を切り離すと、小さな切れ端がもう一つのゴミになります。
私の場合、Mag-onでは切れ端を袋につなげたままにし、オレは摂取すでは完全に切り離したうえでポケットへ入れました。走りながら扱うなら、どちらの方法でも地面へ落とさないことを意識したいところです。
ほかには、小さな袋をあらかじめゴミ入れとして用意しておく方法もあります。私はこの方法を試していませんが、空袋や切れ端を直接ほかの持ち物と一緒にしたくない人には選択肢の一つです。
手のベタつきを減らす工夫
Mag-onでは、空袋をポケットへ戻すときに中身が少し手に付き、ベタつきました。オレは摂取すでも多少のベタつきはありましたが、私の場合は大きなストレスにはなりませんでした。
ベタつきが気になる場合は、空袋を戻す場所をほかの持ち物と分けたり、小さな袋を用意したりする方法が考えられます。また、水を使える場所で手を流す、拭ける物を用意するといった方法もあります。
私が実際に行った対策ではないので、本番でどう処理するかは自分の持ち物や大会の環境に合わせて考えてください。
本番前にロング走で携帯方法を試す
携帯方法を決めたら、大会当日に初めて試すのではなく、ロング走で一連の動作を確認しておくのがおすすめです。
ジェルを入れて走るだけではなく、取り出す、開ける、使う、ゴミをしまうところまで試して初めて、本番で使える持ち方か判断しやすくなります。
本番と同じウェアと本数で走る
本番前の確認では、できるだけ大会で使う予定のウェアと、補給計画で決めた本数を入れて走ってみましょう。
私が今回紹介している別々のロング走では、どちらもジェルは1本だけ携帯しており、複数本を入れた使い勝手については確認できていません。本番で複数本持つ予定なら、その本数を実際に収納した状態で確認する必要があります。
ポケットの容量と持つ本数が合えば、ポーチやベルトを追加しなくても済む場合があります。逆に収まらないなら、そこで初めて別の携帯方法を検討すればいいかなと思います。
取り出しからゴミ処理まで通して試す
確認したい流れはシンプルです。ジェルを取り出し、開封し、使用して、そのあとの空袋や切れ端を収納するところまで。
途中の一動作だけではなく、一連の流れで試すことで「切れ端をどこに入れる?」「空袋を戻したら手がベタつく」といった細かな点にも気づけます。
本番前に確認したいのは、収納できるかだけではありません。取り出しから使用後のゴミ処理まで、実際に走りながら一度通して試しておきましょう。
マラソンジェルの携帯方法に関するよくある質問(FAQ)
Q1. ジェルのゴミはコースに捨ててもいい?
A. コースには捨てないでください。使い終わった空袋は、大会が用意しているゴミ箱に捨てるか、持ち帰れるようにしておきます。ゴミ箱の位置やルールは大会ごとに違うので、出場する大会の参加案内を確認してください。私はロング走では、Mag-onの空袋を折りたたんで腰回りのポケットに戻しました。
Q2. 開封した切れ端はどうすればいい?
A. 切れ端を袋につなげたままにする方法と、切り離したうえで落とさず収納する方法があります。私はMag-onでは少しつなげたままにし、オレは摂取すでは完全に切り離して切れ端をポケットへ入れました。どちらが正解というわけではないので、パッケージの形や自分の扱いやすさに合わせて決めてください。
Q3. ポケットのないウェアで走るときは?
A. ランニングベルトやウエストポーチなどが選択肢になります。私はジェル携帯用として使っていないため使用感は比較できませんが、ジェルが入る大きさか、片手で開け閉めできるか、空袋を収納できるかを確認するといいでしょう。スマホも持つ場合は、ランニング中のスマホの持ち方についての記事も参考にしてください。
Q4. ソフトフラスクは初心者にも必要?
A. 必須ではありません。ポケットの容量と持つ本数が合えば、パッケージのまま持つ方法で済む場合もあります。ソフトフラスクはジェルを移し替える作業や、使用後に洗う手間もあるため、必要だと感じてから検討しても遅くないかなと思います。
Q5. スマホと同じポケットにジェルを入れても大丈夫?
A. 使用後の空袋にはジェルが残り、ベタつく場合があります。スマホへ付くのを避けたいなら、ジェルや空袋とは入れる場所を分けておくと安心です。スマホ自体の持ち方については、既存記事で詳しく紹介しています。
まとめ|揺れにくさ・取り出し・ゴミで選ぶ
マラソンジェルの携帯方法は、「どこに入るか」だけで決めるものではありません。本番前に実際に走り、取り出して開封し、使ったあとのゴミまで処理できるかを確認しておくことが大切です。
- パンツのポケットに収まるなら追加装備なしで携帯できる場合がある
- 本数が増える場合やポケットがない場合はベルトやポーチも選択肢になる
- 走りながら取り出し、開封できるかを事前に試しておく
- 切れ端と空袋をどこへ戻すかまで決めておく
- 空袋のベタつきがほかの持ち物に付かない収納方法も考える
- 大会当日ではなく、本番と同じ条件に近いロング走で一連の動きを確認する
私はマルチポケットランニングパンツの腰回りのポケットへ1本入れる方法をロング走で試しましたが、それが全員に合うとは限りません。あなたが本番で使うウェアと持つ予定の本数で、一度試してみるのがいちばん確実です。
なお、この記事では携帯方法に絞って紹介しました。どのジェルを選ぶか迷っている場合は、マラソンジェルの選び方・おすすめ比較を参考にしてください。



